●Parallels Desktops for Mac BETA3(Build 3106)試用記
WindowsとMacとの共存はMacがBoot CampをIntelMacにして搭載してから、現実味を帯びてきたと言っていいでしょう。
Appleがまだベータ版としながらも、Boot Campを使ってWindowsを動かすソフトを作ってしまったのです。
そして、今回試用したのは、そのBoot Campを利用して、MacとWindowsを同時に使用できるParallels Desktops for Mac BETA3(Build 3106)です。
そもそも、Boot Campは、Macを一度再起動させ、Windowsを使うというものです。つまり、一台のIntelMacをMacで使うこともできるし、Windowsで使うこともできるのです。ですから、同時に二つのOSを使うことはできません。
しかし、このParallelsは、Macが起動しているときにWindowsも起動するのです。
しかも、実用に十分耐えられる程のスピードでです。
まぁ、デスクトップを見てください。こんな感じになります。
Yahoo動画を楽しみながら、Macで作業する。下にWindowsのタスクバーが見える。
もちろん、Dockを表示させることもできます。タスクバーを消すこともできます。
Windows Internet Explorer vs Mac Safari
ベータ版ということもあり、若干不安定な時もありますが、十分実用に耐えられます。
Parallelsが使えるようになってから、私の机の上からWindowsのモニターを撤去してしまったくらいです。
インストールに必要なものは以下の通りです。
1.IntelMac 私の環境は、iMac 2.16GHz Intel Core 2 Duo メモリ1 GB。
フォーマットは、FATの方がMacでいじれますのでそちらをお勧めします。インストールの仕方は、こちらのリンクをご参考にしてください。
3.Microsoft Windows XPインストレーションディスク(Home Edition または Professional)
まぁ、いろいろな入手の仕方があるでしょう。
4.Parallels Desktops for Mac BETA3(Build 3106) 英語版です。今現在で最新版。もし仮に以前のバージョンを使っていたら、以前のバージョンをアンインストールしておきましょう。アンインストーラーがついていますが、それだけではなく、Spotlightを使いParallelsで検索してみましょう。初期設定等が見つかります。それも確実に捨てておきます。
※日本語版もありますが、今回は英語版を試用しました。英語版といっても特に問題はありません。
なお、試用するに当たっては、BootCampもParallelsもどちらもベータ版ですので、その点は自己責任でお願いします。
Parallelsには試用版もありますので、IntelMacをおもちの方はぜひ、チャレンジしてみてください。