マリオネットです。人形の頭に芯となる針金がついており、その先に手で持つためのもの、そして人形の手からそれぞれ一本ずつ糸が通っています。
チェコのマリオネットは有名だそうで、ぼくには?なのですが、人形の異国情緒漂うこの表情は、何か幻想的なものを感じさせてくれます。
マリオネットの歴史は古く紀元前40年のギリシャにまでさかのぼる事ができます。チェコでは、17〜19世紀にかけて盛んになりました。1526年から第一次世界大戦までハプスブルグ家の支配を受け、ゲルマン化が進められたため、チェコ語の使用は禁止されましたが、その間も人形劇中ではチェコ語使用が許されていた為、物語の中に当時の社会批判や憤りを織り交ぜながら、チェコ語で唯一コミュニケーションが図れる場、自分たちのアイデンティティを常に確認できる場 としてチェコの人形劇は発達してきました。
チェコ Photo Diary:チェコの人形劇(マリオネット)から引用させて頂きました。
ぼくの好きなスタジオジブリ「耳をすませば」のアニメーションに出てくるバロンの雰囲気に何となく似ています。
こうして、写真にしてみると、何かをぼくに呼びかけているような気がしてきます。
>何かをぼくに呼びかけているような気がしてきます。
←はい。
もちろん呼びかけています!(笑)
kirinさん、こんにちは。
そうか、そういう意味だったんだ。ぼくにこの人形をくれた理由は…(^^)v。
それは、さておき、ヨーロッパの人形って、どことなく意味深な感じがしませんか。言葉で表現するのは難しいのですが、その世界に引き込まれるっていうか、なんというか。かつて、エドガー・アラン・ポーの「メルツェルの将棋指し」(大岡昇平・小林秀雄訳)を読んだ時の雰囲気っていうのを感じてしまうのですね。まぁ、もっとも、そんな感じを受けるのはぼくだけだとは思いますがね。だから、マリオネットのうちにある、数奇な運命を感じてしまうのです。
チェコのマリオネットは、引用文にもあるように、
これはとても良いお土産をいただきましたね!
思わず見入ってしまいました。
操る糸は針金なんですね!これまたびっくり。
僕もこの類は興味あって、いづれチェコには遊びに行ってみたいな〜〜
makoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
マリオネットってなんか不思議な魅力を感じさせてくれますよね。チェコはちょっと遠いけれど、このマリオネットを見ながら、いろいろと想像して楽しみたいと思っています。