今年も金木犀の季節がやってきました。
上の写真は9月30日に初めて香りに気がつき写したものです。まだまだつぼみの状態ですが、ほのかな香りが漂っています。
これは、かしのき山自然公園で撮ったもの。すっかり開花して、香りを放っています。
香りをかいで、その季節を感じるというのは、子どもの時の体験から養われると以前なにかで聞いた記憶があります。
実を言うと、この金木犀の香りはぼくの幼児体験にはありません。子どもの時にあまり意識がなかったからでしょうか。
確かに、この香りをかいで、秋だなぁと感じるのは何だか頭の中で感じている気がするのです。
明らかに、春先の沈丁花の香り、梅雨時の雨の匂い、夏の草のにおいなどをかぐと身体中からその季節を感じるのとは違うんですね。
ちょっと悲しい気がしないでもないのですが、これから先、秋のこの時期になるとまた、この香りと巡り合うことで、自然と身体から感じる時がくるものと思いながら、今年もまた、金木犀の香りを楽しみたいと思っています。
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