Category Archives: 広辞苑第六版から

所変われば…小春日和

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RICOH GR DIGITAL II

土曜日というのに、いつも通りの出勤です。雲が少し多めです。

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でも、昼間は晴天。日差しも暖かく、こんな日を小春日和というのでしょうか。
小春というのは陰暦10月の異称。太陽暦では11月ごろをいうそうです。小春日和とは、「小春の頃の暖かいひより」(広辞苑第六版)をいいます。

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だから、小春日和という言葉は、今の時期限定の言葉です。真冬には使えません。

=======お天気用語集より引用=======
外国にも、晩秋から初冬にかけて同様の穏やかな日和があり,アメリカとカナダではインディアンの夏,ドイツはおばあちゃん(老婦人)の夏,イギリスは聖ルカ祭の夏,中国では「こはるのようき」,ロシアでは女の夏などと呼ばれている。
=======引用終わり=======

所変われば品変わるですね。

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三寒四温

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RICOH Caplio GX100

先日エントリーした梅のつぼみです。今週には咲くかなと期待をしていたのですが、残念ながら寒い日が続き、開花しませんでした。
でも、つぼみは確実に大きくなってきています。

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朝の天気予報では「三寒四温」の話題をしていました。春が近づいてくることが実感できます。日本海側の冷たい空気と、太平洋側の暖かい空気が日本列島を覆い、この時期になると徐々に太平洋側の暖かい空気が勢力を増すそうです。それが「三日寒い日が続いた後に四日ほどあたたかい日が続き、これを交互にくりかえす現象」(広辞苑第6版)三寒四温と呼ばれる言葉の意味です。

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「三寒四温」の言葉は、子どもの時から大好きです。この言葉を聞くと、寒い冬場にじっと春を待ち続け、いよいよ春が訪れるんだなぁという実感が身体のなかから湧き出してくる感じがします。

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この梅の花、このままの気候が続くと来週中にはきっと開花すると思います。
そうして、いよいよ春の訪れです。

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ウルトラマン登場

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(RICOH Caplio GX100)

広辞苑第六版を眺めています。今回は一万語も新収とのことで、何が載るようになったのかを少しチェック。
すると見つけたのが「ウルトラマン」。今回は、百科項目で昭和40年代までの時代相を表す文物・事項を収録したそうです。
その一つが「ウルトラマン」。うれしいですね。すぐ、余白に「ウルトラセブン」も書き込んでしまいました。

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(RICOH Caplio GX100)

ということは…、ということで、やっぱり、「円谷英二」の名前もありました。広辞苑にウルトラマンが載ることがなんとも面白いです。仮面ライダーが載るのは第七版かなぁ。

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広辞苑第六版


(RICOH Caplio GX100)

辞書が大好きだ。持つだけで、何だか賢くなった気がする。

広辞苑の第六版が1月11日に発行された。今まで使ってきたのは1991年11月15日に発行された第四版であるから、随分と久しぶりの購入となった。

しかも、今回購入したのは机上版である。やたらにでかい。でも、大きい分、活字も大きい。
はずかしながら、最近は細かい字を見るのに苦労する。眼鏡をとり、近寄らないとよく見えない。老眼になってきたのだ。

机上版は、見ての通り2巻本になっている。さすがにこれだけ大きいと、1巻本にするには腕力が必要なのだろう。

机上版はさすがにいい。字もはっきりと見え、余白も大きい。実を言うとこの余白が大きいというのが今回机上版を購入したもう一つの理由である。書き込みスペースが多くあるということである。 何か言葉を調べる。そうすると、調べた本の題名や、文章をそこに書き込んでおくのである。たまってくると、結構楽しい作業である。

今回、予約特典についてきた、「広辞苑一日一語」である。

岩波新書と同じサイズである。その日、その季節にかかわりの深い言葉を一つ選び、広辞苑からその言葉を紹介している。なかなかいいアイディアだと思う。その日を見ればその日の年中行事や季節などが選ばれている。ちなみに今日14日は『うい・こうぶり【初冠】成年に達した男子が元服して初めて冠をつけること。ういかがふり。伊勢「昔、男、ーして」』とある。
今日、全国で成人式が行われた。


さて、今回の改定でもいろいろなことが行われたが、よくあるのが、最新のデータを反映するということ。 ちょっと、どう変わっているかを調べてみた。


(広辞苑第四版)
第四版(第五版も同じ)では、「長野県生れ」となっているのである。 ちなみに、このことは、何も以前の版が間違っているということではない。現に、「夜明け前(新潮文庫)」にある島崎藤村の年譜には、「明治五年(一八七二年)三月二十五日、筑摩県第八大区五小区馬籠村(現、長野県木曽郡山口村)に生まれる。」とある。
種を明かせば、島崎藤村の出生地は、2005年2月にあった越境合併で、長野県木曽郡山口村が岐阜県中津川市となったのである。
新しい辞典が発行されると、このように、以前との版の違いを楽しむことができる。今回は新収項目が10000あるというので、その一つ一つにあたるわけにはいかないが、しばらくは楽しめそうだ。


おまけの袋が洒落ている。

この二冊のパンフレットは広辞苑の蘊蓄話が詰まっている。

まだまだ、書きたいことがたくさんあるけれども、今回はここまで。
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