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2006年04月13日

●デジタルストーリーテリング

 昨年(2003年)9月に、長崎に修学旅行に行きました。
 子どもたちは、グループでデジタルカメラを持って行き、いろいろな見学先の写真を撮ったり、自分たちの記念写真を撮ったりと、上手に使いこなしています。
 デジタルストリーとは、写真を元に、まぁ、コンピュータ上での紙芝居を想像してくれればいいのですが、、、。

 6年生の9月に長崎に修学旅行に行きました。そこでは、主に3つの観点から学習をしてきました。
1.平和学習
2.長崎の歴史 
3.文化体験
です。
 修学旅行後、「情報、国語、社会」を通してそれらの学びのまとめとして、コンピュータを使い、デジタルストーリーとしてまとめました。

子どもの作品(1)
子どもの作品(2)
(どちらの作品も初めと終わりを修正してあります。)
 簡単に作り方を紹介します。
 1.デジカメで撮った長崎の写真をコンピュータに取り込む。  2.iMovieというソフトを使い、写真を自分の思うように並べる(構成する)。  3.400百字程度にその写真にあった作文を書く。  4.並べた写真を見ながら、作文を読み、コンピュータに録音する。  5.雰囲気にあったBGMを録音する。  6.写真の場面と自分の声とを合わせる(編集する)。  7.QuickTime形式のファイルに書き出す(Mac.Windows双方が読み込めるファイル)

 週1時間程度しか授業が取れなかったのですが、上記の手順でおよそ2ヶ月あまりで、とりあえずの完成です。
 学年全員のファイルをあわせるとおよそ500M。CD-ROM一枚で収まりきるので6年生の卒業プレゼントにみんなに配りたいと思っています。

 さて、先日、その作品のお披露目ということで、授業参観で発表会をしました。

■授業のねらい 
 自分たちの作品を発表することを通して、お互いの学びを深める。

■本日の授業のおおまかなながれ
 今回の授業では、コンピュータの画面をプロジェクタを使い、スクリーンにデジタルストーリーを映し出します。
 発表者は簡単な自分の作品の紹介文を読み、デジタルストーリーを発表します。
 一つひとつの発表後、友達から簡単なコメントもらうことにしました。
 コメントは、批判的ではなく、共感的なコメントとし、お互いがいいところを学びあうという姿勢がよかったです。
 一人の発表におよそ3分間かかりましたが、時間ギリギリまで行い、なるべくこの時間で多くの子どもたちに発表をさせました。
 この6年生の修学旅行の学びを保護者の方々にも紹介したかったからです。

 →デジタルストーリーテリング

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コメント

過去ログを整理していて、このデジタルストーリーを見つけました。今から3年前の実践です。この子たちはもう中学3年生になりました。イクトスさんにお世話になっています。

マウスをうろうろしてさせてたら、突然声が聞こえてきて、本当にびっくりしました。思い出に残る素敵な実践ですね。

はっは。ごめんなさいです。
まぁ、よく、MIDIが仕掛けられているホームページに行くと、なんの予告もなく音楽が流れてくるのよりましでしょう。

>思い出に残る素敵な実践ですね。
ありがとうございます。このときは、全員の作品を一枚のCD-ROMに焼いて卒業記念の一つとして渡してあげました。

すごーい!いまどきの小学生はそんなことやってるんですか。
うちらのときはアナログスクラップブックでしたよ。
パソコンいじるようにはなったけど、こんなのは作れない…

>みぃさんへ
学校のIT革命はすごいでしょう(^^)。
今では、コンピューター室にはiMacG5がずらっと並んでいますよ。今度来たときに見に来てはどうですか?
作るのは結構簡単です。これは、iMovieで作りましたが、やり方を覚えると結構簡単で、自分で作り出すと結構はまります。

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