冬来たりなば春遠からじ…

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EOS 50D (EFS 55-250mm f/4-5.6 IS)

晴れていると日差しに春を感じさせるこの頃ですが、まだまだ風が冷たいです。
こんな時に思い出す言葉に、「冬来たりなば春遠からじ」があります。「寒い冬でも、もうすぐ春がやって来る」と文字通りの意味で使っています。

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広辞苑第六版によると、「つらい時期を乗り越えれば、よい時期は必ず来るということ。」とありました。でも、こういう使い方はぼくはあまりしません。季節の移り変わりの言葉として使う方がぼくにはしっくりときます。

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で、面白かったのが、この言葉「冬来たりなば春遠からじ」は翻訳だったということです。広辞苑第六版には意味の前に次のように載っています。
「(PBシェリーの詩「西風に寄せる頌歌」の一節 If winter comes, can spring be far behind ?)」と書いてあります。
インターネットでこの英文を検索してみると、
何と、 上田敏の訳なんですね。思わず「へ〜!!!」でした。
季節感からしても、てっきり日本語オリジナルだと思っていました。

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ちなみに、連れ合いは「エースをねらえ」で、この言葉を覚えたそうで、ぼくはといえば、星新一の「冬来りなば」で覚えた記憶があります。

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2 Comments.

  1. なるほど…
    よく聞くこのフレーズのでどころはそうだったのですか
    わたしはどこからということは覚えていませんが、自然と語彙に入っていました
    でもきっと奥様の「エースをねらえ」系のルートだと思います
    なつかしいです
    わたし的には3枚目4枚目が気に入っています
    このような描写は一眼レフならではですね
    さすがです

  2. 望遠を使うと、こういう写真が手軽に撮れるのが、一眼レフの魅力の一つですね。
    でも、ぼくは水仙の方の写真がお気に入りなんですね。
    両方とも250mmの撮影です。
    この機会(?)にEOS 50D を購入してみても…。
    amazonで大分お安くなっていますよ(^^)。