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2006年08月27日

作文の芽・指導の目

[作文研究]

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作文の芽・指導の目 喜んで書く方法論 神戸市小学校教育研究会国語部編(明治図書)1986年初版

 作文指導の基本がこの一冊で身に付く、良書のうちの一つです。
 子どもたちの「書くことありません」という言葉に数多くのいい意味でも、悪い意味でも作文指導の本が出版されてきました。しかし、本書の作文指導は決して奇をてらっていません。正統派の作文指導の本でです。
 例をあげれば、「おしゃべりえんぴつ」(鉛筆対談)、句会、子どもたち同士で評価する二重討議の持ち方等々と、作文を楽しく書く方法が紹介されています。
 そして、一時間の作文の授業を事細かに、要領よくまとめてあるのが素晴らしいと思います。
 作文指導が苦手な人、ただ書け〜と言っている人、新任の先生方にとくにお薦めします。先生自身が作文の授業が楽しくなります。
 少し古い本ですが、まだ入手可能のようです。