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2006年12月31日

Parallels Desktops for Mac BETA3(Build 3106)試用記

[思いつくままに]

 WindowsとMacとの共存はMacがBoot CampをIntelMacにして搭載してから、現実味を帯びてきたと言っていいでしょう。
 Appleがまだベータ版としながらも、Boot Campを使ってWindowsを動かすソフトを作ってしまったのです。
 そして、今回試用したのは、そのBoot Campを利用して、MacとWindowsを同時に使用できるParallels Desktops for Mac BETA3(Build 3106)です。
 そもそも、Boot Campは、Macを一度再起動させ、Windowsを使うというものです。つまり、一台のIntelMacをMacで使うこともできるし、Windowsで使うこともできるのです。ですから、同時に二つのOSを使うことはできません。
 しかし、このParallelsは、Macが起動しているときにWindowsも起動するのです。
 しかも、実用に十分耐えられる程のスピードでです。
 まぁ、デスクトップを見てください。こんな感じになります。

Poirot

Yahoo動画を楽しみながら、Macで作業する。下にWindowsのタスクバーが見える。

Mac In Windows-2

もちろん、Dockを表示させることもできます。タスクバーを消すこともできます。

Explorer Vs Safari

Windows Internet Explorer vs Mac Safari

 ベータ版ということもあり、若干不安定な時もありますが、十分実用に耐えられます。
 Parallelsが使えるようになってから、私の机の上からWindowsのモニターを撤去してしまったくらいです。

インストールに必要なものは以下の通りです。
1.IntelMac 私の環境は、iMac 2.16GHz Intel Core 2 Duo メモリ1 GB。

2.Boot Camp1.1.2ベータ

フォーマットは、FATの方がMacでいじれますのでそちらをお勧めします。インストールの仕方は、こちらのリンクをご参考にしてください。
3.Microsoft Windows XPインストレーションディスク(Home Edition または Professional)
まぁ、いろいろな入手の仕方があるでしょう。
4.Parallels Desktops for Mac BETA3(Build 3106) 英語版です。今現在で最新版。もし仮に以前のバージョンを使っていたら、以前のバージョンをアンインストールしておきましょう。アンインストーラーがついていますが、それだけではなく、Spotlightを使いParallelsで検索してみましょう。初期設定等が見つかります。それも確実に捨てておきます。
※日本語版もありますが、今回は英語版を試用しました。英語版といっても特に問題はありません。
 なお、試用するに当たっては、BootCampもParallelsもどちらもベータ版ですので、その点は自己責任でお願いします。
 Parallelsには試用版もありますので、IntelMacをおもちの方はぜひ、チャレンジしてみてください。

コメント

いけちさん、紅白も見ないでMacと格闘(?)でしょうか

ところでParallelsはなかなか快適のようですね
あと4週間もすると Windows Vista が発売になります
そのあたりの動作が気になるところですね

こういうβ版はリスクもともなうわけで、ここにくるまでに、かなりのいろいろなことがあったように思います

これからも Parallels 情報をどんどんアップして教えてください
楽しみにしています!

Kさん、こんにちは。
Parallels、とっても感動的です。かつて、VirtualPCというものがありましたが、それは、とりあえずWindowsが動きますよっていうレベルでした。でも、このParallelsは違います。サクサク動くんですね。もっとも、エミュレーションソフトですので、本来のスピードとは違っていますが。そこで、そんなにスピードを要求しないときは、Parallelsを使い、ちょっと重い作業をするときはBootCampを使うという棲み分けができます。もっとも、Parallelsで作業をしていても、Word、Yahoo!動画は問題なく動きます。
だから、WindowsでYahoo!動画やGyaOを視聴しながらMacで作業をしていても十分大丈夫ということになります。

そうそう、ParallelsはWindows Vistaには対応とのことです。

β版というリスクでは、一番困ったのは、Windowsの認証です。Parallels Desktops for Mac BETA3(Build 3106)では解決されていますが、それまでは、ParallelsとBootCampを切り替えるごとにWindowsの認証を聞かれてきて、揚げ句の果てにその認証をやりすぎて、今では、Windowsのサポートまで電話で認証をしてもらわないと認証できなくなってしまいました。まぁ、今のWindowsXPとはもうしばらくのおつき合いですのでかまわないのですがね。Windows Vistaの発売を楽しみにしています。

今月のMacFanを買いました。特集がMacでVistaですね。そこにParallelsを使った記事が出ていますが、そのほとんどはもう古い情報になっています。この年末にどれほどParallelsが進化したことか。その一つひとつを検証しながら年末を過ごしていました。疲れたけれど、結構楽しい休日になりました。

Build 3106ということは、それだけ更新されたということでしょうか...

Leopard で BootCamp がどういう扱いになるかまだわかりませんが、いずれにしろParallelsの真剣度には導入の価値ありと踏んでいます

Vista も対応ということで一安心です

わたしが導入した頃
http://wwjd.seesaa.net/article/24744885.html
とはずいぶん進化したようなので、おそらく近いうちに正式にクリックしてしまいそうです

またその後のこと、レポートを楽しみにしています

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