授業づくりネットワーク夏2005 in 福島
8月11日〜12日まで、授業づくりネットワーク夏2005 in 福島に行ってきました。ネットワーク夏の集会には、ここ二年ほどご無沙汰です。
今回は、現地大会実行委員長が、ここのblogによくコメントをつけてくれるあべたかさんです。あべたかさんとは、ここのとことお会いしていなかったので、今回の大会でお会いできることも楽しみの一つでした。
さて、今回、私は2日目のワークショップ「授業感想文の書き方」を担当しました。今年の5月に依頼が来て、2つ返事で引き受けてみたものの、いざ、準備を始めるとちょっと困ったことが起きました。
それは、授業感想文のワークショップだから、何らかの授業を受けて、その授業の感想文を書かなくてはならないということです。当たり前のことだけれど、要するに、ワークショップの中で授業を一つしなくてはならないことに気がついたのです。
で、どうしたかというと、ワークショップの中にもう一つワークショップを入れるということをしました。
結局、90分のワークショップの構成を以下のようにしました。
1,授業感想文とは何か
2.スピーチワークショップ
3.授業感想文の3ステップ指導法
4.授業感想文の読み方
5.質問コーナー
6,このワークショップを受けての授業感想文を書く。
与えられた90分の中で、この内容をこなすのはかなりきついかなとは思ったが、おおむね時間通りに展開することができました。
当日配布した、テキストはここから閲覧・ダウンロードできます。PDF書類にしてあります。ご自由にお使いになってもかまいませんが、もし、教室でお使いになりましたら、簡単な使用感をご連絡いただけるとうれしいです。著作権は私にあります。
最後に書かれた、授業感想文を2つ紹介します。
今日のワークショップは5です。
理由は3つあります。
一つは、授業感想文の書式のポイントがよく分かったことです。
理由や書式をはっきり示すことで、子どもたちも論理的な文が書けるようになると思いました。
二つは、普段の授業に取り入れやすいということです。
簡単に取り入れることができるので、私もぜひやってみようと思いました。
三つ目は、子どもの考えを見取りやすいということです。
子どもの考えを自分の授業へ、また、反省材料として活かすことができるのはとってもよいことだと思いました。
学校で私もぜひやってみようと思います。今日はありがとうございました。
今日のワークショップは5である。理由は3つある。
1つ目は、体験と交流があったからだ。
3人組を作っての活動が2回あった。このことで、主体的に学べて内容をしっかり理解することができた。
2つ目は、先生の話し方がとてもわかりやすかったからだ。
先生の話のテンポは、とってもゆっくりで適切な間があり、常に目線が話し手の方へ向いていた。だからとても聞きやすく、わかりやすかった。自分の日頃の話し方にも見習いたかった。
3つ目は、追試しやすい内容だったからだ。レジュメやワークシートがあり、とてもわかりやすかった。教室で追試をしやすいし、また、やってみたいという気が増してくる、とても有意義なワークショップだったと思う。
授業感想文、2学期から積極的に取り入れていきたいと思います。ありがとうございました。